――前哨戦の
根岸Sを振り返ってください
庄野「3、4コーナーでちょっと反応の鈍いところはありましたけれど、終い34秒7。メンバー中、一番で上ってましたしいい脚でしたね」
――すごい終いの脚があるのは強みですよね
庄野「はい。でも競馬のスタンスとしてはそれしかできませんので。あとは前が止まるか、止まらないかです」
――
チャンピオンズCも上がり最速でした
庄野「
チャンピオンズCは1800m。このところ、ずっと1400、1600を使ってきたので、実際コーナーのある競馬はどうなのかなという不安もありました。でも、GIであのメンバー相手にあそこまでやれたので満足しています」
――
根岸S後の状態は?
庄野「だいたい休み明けを一度叩くと上向いてきます。
根岸Sのあとは順調にきていますし、あとは順調にいってくれたらと思っています」
――先週、今週と坂路での調教でした
庄野「
根岸Sから中2週のローテーションですが、GIですのでね。緩めずにしっかりやりました」
――今朝の追い切りは53秒5、上がり13秒2でした
庄野「まぁ、いつもどおりです。そんなに速い時計が出る馬ではないので」
――ここまでの調整はうまくいっていると?
庄野「いまのところ、うまくいっていると思います。ここから数日間、順調にいってくれれば」
――
フェブラリーSへの距離適性は?
庄野「昨年の秋くらいから1400、1600を使ってきました。適性としてはあっていると思います。距離が延びるということも、道中の追走がラクになると思います。今だったら1600でもじゅうぶん戦えると思います」
――
チャンピオンズCは1800mであの競馬。今回は東京の1600m。かなり楽しみが膨らんでいるのでは?
庄野「そうですね。ここ何走か見ましても東京の1600mというのはこの馬にとっては最高の舞台だと思います。楽しみにしています」
――ここ数戦、馬体重も増えていますね
庄野「輸送も含めて、ここ何回か東京を走っています。数字に関しては特に気にしてはいないのですが、東京への輸送も気にせずどんどん調教しています。馬体の張りも毛づやもいい。体調については文句ないです。楽しみです」
――厩舎開業9年目、初のGI制覇に向けての抱負は?
庄野「前回、
根岸Sのあと、どんどん調子がよくなっています。どうしても自分のかたちでしか競馬ができません。あとは前が止まるか、止まらないか。そういうレースになると思います。押し切ってやる、くらいの意気込みでレースに向かいたいです」
(取材・写真:花岡貴子)