コンビ再結成となる福永を背に、
ダノンシャークは栗東坂路へ。先行する
ネオジェネシス(4歳500万下)をインからきっちりととらえ、しまい重点に4F52秒2-38秒4-12秒4の好時計をマークした。
0秒2先着に、鞍上は「強めぐらいでこれだけの時計が出たし、いい動きだった。馬場も良かったけど、体調はいいね」と仕上げに太鼓判。「以前、乗せてもらった時よりも力強さが出ている。GIを勝ったことで馬自身、自信がついたのだと思う」と7歳馬の“円熟味”を強調した。
GI初制覇を果たした昨年の
マイルCSでは2着
フィエロに騎乗して鼻差負け。「ワンパンチ足りないところがあると思っていたが…。馬も強かったが、さすが岩田君。結果的に末脚を生かす競馬が合っていたね」と唇をかんだが、きのうの敵はきょうの友。再度の騎乗依頼に「千四に良績がない点がどうかも体調はいいからね。うまく流れに乗れれば」と好勝負を誓った。
提供:デイリースポーツ