スマートフォン版へ

ココロノアイが桜へ弾み、横山典「精神面の成長が大きいと思う」/チューリップ賞

デイリースポーツ
  • 2015年03月08日(日) 12時00分
 桜戦線は東高西低。メンバー唯一の重賞覇者が地力を見せた。桜花賞トライアル第1弾「第22回チューリップ賞・GIII」(芝1600m)は7日、阪神11Rに17頭で争われ、5番人気のココロノアイ(美浦・尾関)が快勝。1分37秒7のタイムで重賞2勝目を手にした。外枠から中団を進み、直線半ばで先に抜け出した2番人気レッツゴードンキ(3着=2着馬から3/4馬身差)をかわして鮮やかにフィニッシュ。直近10年で6頭の桜花賞馬を送り出している最有力ステップを制し、2歳女王ショウナンアデラなどが待ち受けるGIの舞台へ弾みをつけた。際立つ伸び脚で1馬身1/4差の2着に入った7番人気アンドリエッテを含めた上位3頭が桜花賞(4月12日・阪神、芝1600m)の優先出走権を獲得。なお、白毛に斑点模様の容姿を持つ注目の6番人気ブチコは2番手で直線を向いたが、急坂で失速して14着。このレースでJRA通算1万回騎乗を達成した池添とのコンビで臨んだ1番人気クルミナルは伸びを欠いて11着に終わった。

「重い馬場でもしっかりと脚を使ってくれた。やんちゃなところのあった馬が、思い通りの返し馬ができたからね。精神面の成長が大きいと思う」。この日の騎乗はチューリップ賞のみ。1鞍入魂でこん身のエスコートを見せた横山典は、パートナーのうれしい変化に目を細めた。

「今回に関しては鞍上も申し分ない内容と言ってくれたが、まだまだ強い馬がいるからね。挑戦者として名乗りを上げることができた、という気持ち」。レース10分後に、中山のオーシャンSサクラゴスペルが快勝。阪神で2重賞制覇を見届けた尾関師は、気を引き締めることも忘れなかった。ココロノアイは今後、栗東に移動して調整。曽祖母マックスビューティが87年に輝いた桜の舞台で、あでやかに咲き誇りたい。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す