安定した取り口が魅力だ。前走で2勝目をマークした
ラッフォルツァートが、桜咲く仁川へと胸を躍らせる。危なげのない快勝劇だった。前走は好位追走から早めに抜け出し、追撃を見事に完封。「2走前の
紅梅S(2着)は勝ちに等しい内容だったし、前走は抽選を通った時点で勝てると思いましたね。使った後も反動はなく、具合はいい。どんな競馬でもできるので楽しみです」と西園師は期待を膨らませた。
母コスモベルも管理。その初子への思い入れは当然ながら深い。「お母さんは(3歳春に)体調を悪くして休むことになったが、その後は頑張ってオープン馬になってくれた。走ることに対して真面目で手間もかからない。そんなところが子どもにも伝わっていますね」と目を細める。
相手はそろうが、7F戦では[2・4・1・0]。「内回りというのもいいと思う。何とか権利をというよりも勝って本番へ」と意欲満々。ここで結果を出して、勢いに乗って桜の冠を目指す。
提供:デイリースポーツ