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フェノーメノなど、日経賞厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2015年03月26日(木) 21時30分
 日経賞(GII・芝2500m)に出走する美浦所属各馬について、追い切り後、関係者に話を聞いた。

フェノーメノ(牡6・美浦・戸田博文)について、戸田博文調教師。
「休み明けのわりに落ち着きもあって良い感じです。身のこなしも良いですね。先週の追い切りに戸崎騎手に乗ってもらって馬は出来ていますし、あとは気持ちの問題だけです。今回、仕切り直して良い競馬をしてほしいです」

クリールカイザー(牡6・美浦・相沢郁)について、相沢調教師。
「前走のAJC杯(GII・1着)で負かしたゴールドシップが先週の阪神大賞典で勝ったことを考えると、前走は価値ある勝利でした。今週(3/25)の追い切りは、前の馬を追いかける形でしたが、動きも問題なく具合は良いです。ベストは2200mですが、2500mでも結果を出しています。先々週の中山の芝は外差しが決まっていてその点が気になりましたが、先週は内が残っていましたし、今回もヨーイドンの競馬にならなければ良いですね」

ステラウインド(牡6・美浦・尾関知人)について、尾関調教師。
「今週(3/25)の追い切りは、終いもしっかりしていて動きは良かったです。土曜日のレースなので余裕残しでやりましたが、時計も良かったですし、しっかり仕上げて出せそうです。3000m級の長距離戦をいつも使っている馬に比べると気が入りやすいので、前走のダイヤモンドS(GIII・4着)から、距離が短縮されるのはプラスでしょう。中山では安定していますし、頑張ってくれると思います」

ホッコーブレーヴ(牡7・美浦・松永康利)について、田辺裕信騎手
「先週の追い切りは、最初から時計を出すように走らせた分最後は一杯でしたが、今週(3/25)は終いも良い感じでした。前走のステイヤーズS(GII・5着)は直前まで結構時計を出すような形でしたが、今回は調整方法を変えて直前は馬なりにしました。馬を追いかけているときは良いのですが、1頭になると少しズブくなるので、1頭でも真面目に走れるように今週は最後まで気を抜かせないようにしました。すぐに効果が出るかはわかりませんが、あとは馬の気持ち次第ではないかと思います。馬場が荒れてきたのはプラスですし、競馬をしやすい少頭数なのも良いでしょう」

トーセンアルニカ(牝5・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「元々能力があった馬なのですが、昨年は年間通してうまくマネジメントができませんでした。今年は年明けに1つ勝てましたし、秋に大きい所を狙いたいと考えていますので、そういう意味でも良いスタートを切れたと思います。今週(3/25)の追い切りは、終い反応をさせる感じでしたが、良い動きでしたよ。この後は天皇賞(春)に向かう予定なので、このレースから良い感じで天皇賞に向かいたいですね」(取材・写真:佐々木祥恵)

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