20日、新潟競馬場で行われた
新潟ジャンプS(JGIII・芝3250m)は、山本康志騎手騎乗の6番人気
メジロベイシンガー(牝4、美浦・大久保洋吉厩舎)が、道中中団から4角で内を突き、大外から追い上げた10番人気
マイネルユニバースに1.3/4馬身の差をつけて快勝した。勝ちタイムは3分32秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には、直線先に抜け出した8番人気
ライトパシフィックが入った。
勝った
メジロベイシンガーは、
父メジロライアン、母は87年ラジオたんぱ賞(GIII)3着など
JRA・4勝の
メジロストーク(
その父モガミ)という血統。半兄に99年
中山グランドJ(JGI)に勝利するなど8勝を挙げた
メジロファラオ(
父アレミロード)がいる。障害入り3戦目で初勝利を挙げると続くオープン戦にも快勝。続く2戦は1番人気に支持されるも、4、8着に敗れていた。今回の勝利が重賞初制覇となった。通算成績16戦3勝(うち障害7戦3勝)。
鞍上の山本康志騎手は
JRA重賞初制覇。管理する大久保洋吉調教師はこのレース初制覇で、
JRA重賞は04年
ショウナンパントルで優勝した阪神JF(GI)以来、通算34勝目(うち障害7勝)となった。