阪神11Rの第75回
桜花賞(GI、3歳牝馬、芝1600m)は5番人気
レッツゴードンキ(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。4馬身差2着に7番人気
クルミナル、さらに3/4馬身差で3着に8番人気
コンテッサトゥーレが入った。
レッツゴードンキは栗東・
梅田智之厩舎の3歳牝馬で、
父キングカメハメハ、
母マルトク(母の
父マーベラスサンデー)。通算成績は6戦2勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
レッツゴードンキ(岩田騎手)
「前に行きそうな馬が主張しなかったので、他の馬を見ながらと考えていましたが、牽制しすぎて馬とケンカするよりはと思って行きました。最後は後続がいつ来るかと思いましたが、前半の貯金を生かせました。惜しい競馬が続いていましたが、ここで力のあるところを見せられて嬉しいです」
(
梅田智之調教師)
「小さい頃から栗東で育ってきて、阪神の
桜花賞というレースに華やかさを感じていたので、勝てて本当に嬉しいです。今日は目一杯の仕上げで、馬も応えてくれました。調教では折り合う練習をしていましたが、ジョッキーの判断も良かったと思います。今後、
オークスへ行くか、マイル路線に行くかは、オーナーと相談して、様子を見て決めます。GIを勝って、(オーストラリアで死亡した)
アドマイヤラクティに恥ずかしくない競馬が出来るようにと、スタッフみんなで一丸になってやってきました。これで
アドマイヤラクティにもいい報告が出来ます」
2着
クルミナル(
須貝尚介調教師)
「前走は道悪が敗因であり、力のあることは証明しましたから、次の
オークスで挽回です。今日はペースを作った岩田騎手を褒めるしかありません」
3着
コンテッサトゥーレ(
ルメール騎手)
「珍しいレースになりましたが、3着で、いいパフォーマンスでした」
4着
クイーンズリング(M・デムーロ騎手)
「テンションや位置取りは良かったです。今日は馬場が重く、何度もすべっていましたし、最後は馬が疲れてしまいました。ペースも遅かったです」
5着
ノットフォーマル(黛騎手)
「いい形で運べましたし、離されましたが、最後は盛り返しています。力は出せたと思います」
9着
ルージュバック(戸崎騎手)
「馬の感じは前走同様、どっしりしていました。ペースがペースでしたし、もう少し前で競馬をすれば良かったです」
(
大竹正博調教師)
「距離なのか、馬場なのか、ペースなのか、色々ありますが、よく分かりません。結果を出せず、申し訳ありません。馬の様子を見て、また巻き返したいと思います」
10着
ココロノアイ(横山典騎手)
「今日は運がありませんでした」
(
尾関知人調教師)
「まるで向かないレースになってしまいました。ここで我慢したことが、
オークスにつながればと思います」
14着
ムーンエクスプレス(松山騎手)
「あまりにペースが遅く、口を割る格好になってしまいました。こういう競馬になるなら行ってしまえば良かったかもしれません」
15着
ローデッド(川島騎手)
「スタートは気をつけていましたが、遅れてしまいました。そこから押し上げましたが、距離も長い方がいいと思います」
ラジオNIKKEI