ディアマイダーリンは休み明けの
フラワーCで3着。叩き2戦目の今回は「距離延長、コース変わりともにプラス」と菊沢師が自信を持って送り出す。美浦Wの1週前追い切りは6F82秒3-38秒7-13秒3(強め)。久々を叩かれたことで、馬体に張りが出てきた。「前走は久々の影響か、気負いがあった。その点を考慮しながら調整して1週前は単走で追ったが、気持ち良さそうに走れていたし、落ち着いてとてもいい感じだった」。未勝利、
赤松賞と連勝した東京で、
オークスの手応えをつかむ。
自己条件で安定した戦跡をたどる
マキシマムドパリ。「なかなか勝てないが、これまで結構いいメンバーと戦ってきたからね」と田代助手が言うように、
クイーンズリングなど強い相手と接戦を演じてきた実力は評価できる。1週前追い切りは栗東CWで5F66秒4-37秒8-12秒1(強め)。僚馬と併せて半馬身先着と、状態は高いレベルで安定している。「体調面は変わらずいいし、今回も崩れずに走ってくれると思うよ。
オークス向きだと思っていたから距離延長は歓迎。何とか権利を」と陣営は腕をならす。
提供:デイリースポーツ