差して突き放す完勝劇。京都9R・
あやめ賞(芝1800m)は1番人気の
ナムラアン(栗東・福島)が1分45秒1の好タイムで2勝目を挙げた。前半5Fが58秒4と8頭立てにしては流れる展開。中団後方から手応え十分に進出し、直線半ばでルメールが
ゴーサインを送ると一気に抜け出して勝負を決めた。2馬身半差の2着はしぶとく伸びた2番人気の
エニグマバリエート、さらに半馬身差の3着には4番人気の
サーサルヴァトーレが続いた。
ルメールは「直線は自らハミを取っていい末脚を見せたし、これなら距離が延びても良さそう。息もすぐに入った」と称賛する。近親に
ハーツクライが名を連ねる血統馬。福島師は「
オークス(24日・東京、芝2400m)に登録するが、除外されるようなら
白百合S(30日・京都、芝1800m)へ」と語った。
提供:デイリースポーツ