3日、京都競馬場で
天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)が行われ、ゲート入りを嫌がり、序盤は最後方からのレースとなった
横山典弘騎手騎乗の2番人気
ゴールドシップ(牡6、栗東・
須貝尚介厩舎)が、2周目の向正面で進出を開始。3〜4コーナーで先団に取りついて、直線で好位追走から一旦は抜け出した10番人気
カレンミロティック(セ7、栗東・
平田修厩舎)を交わして先頭に立ち、さらにゴール前追い込んできた7番人気
フェイムゲーム(牡5、美浦・
宗像義忠厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは3分14秒7(良)。
2着
フェイムゲームから3/4馬身差の3着には、
カレンミロティックが入った。なお、1番人気
キズナ(牡5、栗東・
佐々木晶三厩舎)は7着、3番人気
アドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田満厩舎)は15着に終わった。
勝った
ゴールドシップは、
父ステイゴールド、
母ポイントフラッグ、
その父メジロマックイーンという血統。一昨年5着、昨年7着と完敗を喫し、京都の高速馬場には適性がないとまで言われていたが、この3度目の挑戦でついに春の盾を手にした。GIはこれで6勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ゴールドシップ(牡6)
騎手:
横山典弘厩舎:栗東・
須貝尚介父:ステイゴールド母:ポイントフラッグ母父:メジロマックイーン馬主:合同会社小林英一ホールディングス
生産者:出口牧場
通算成績:25戦13勝(重賞11勝)
主な勝ち鞍:2012年
有馬記念(GI)
【
横山典弘騎手のコメント】
(ファンの歓声を受けて)最高です。もしスタートが良かったらハナに行ってもいいと思っていたのですが、やっぱり遅かったので、(最後方で)馬の機嫌を損ねない程度についていきました。馬場についてはコースが合わないというより、不器用なところを僕が補えればちゃんと走ってくれると思っていました。(直線では)ああなると渋太い馬ですから、今日は馬がよく頑張ってくれたと思います。