接戦をものにした。東京11R・
スイートピーS(芝1800m)は、後方4番手から脚を伸ばした1番人気の
ディープジュエリー(美浦・国枝)が、15番人気の伏兵
トーセンナチュラル(2着)を鼻差とらえてゴール。
ディープインパクト産駒の良血馬がデビューから無傷の3連勝を達成。一躍、
オークス(24日・東京、芝2400m)の有力候補に躍り出た。勝ちタイムは1分47秒4。わずかの差で敗れた
トーセンナチュラルも、低評価を覆す激走で
オークスの出走権を獲得。さらに半馬身差の3着には3番人気の
ロッカフラベイビーが入った。
「道中は我慢ができたし、馬の間をうまく通って来られた。先につながるいい競馬」と柴田善は振り返る。年明けデビューから、
スイートピーSで無傷V3を決めて樫へ進む蹄跡は、06年の
オークス馬
カワカミプリンセスと同じ。国枝師は「こういう競馬をさせたかった。距離も大丈夫だろうし楽しみ」と、期待を膨らませていた。
提供:デイリースポーツ