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シングウィズジョイなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

  • 2015年05月14日(木) 18時10分
 今週の栗東は台風の影響を受けて、12日午後から雨。13日は朝から快晴だったが、前日の雨をたっぷりと含んだウッドチップだったこともあり、時計を要する馬場になっている。

 しかし、ハローが2回入る坂路馬場に関しては、乾いてきた表面のウッドチップと地中の濡れたウッドチップが適度に混ざることで、2回目のハロー明けの時間帯には、それなりに時計が出ていた。よって、時間帯によっては時計が出る状態であったことも覚えておきたい。

【坂路/4F51.9秒】
 13日。一番時計はアットウィル(栗東・高橋義忠厩舎)の4F50.9秒。4F50秒台はこの馬しかいなかったが、4F51秒台は10頭以上いたので、極端に時計を要する馬場というわけではない。また、ラスト1Fが12.5秒以下という頭数もそれなりに多い。

 14日。前日が好天だったこともあり、非常に走りやすい馬場状態。そんな中、オークス(5月24日・東京芝2400m)の1週前追い切りを行ったのが、フローラSの勝ち馬シングウィズジョイ(栗東・友道康夫厩舎)。

 角馬場で体をほぐし、Cコースを普通キャンターで半周した後、坂路馬場へと移動。アドマイヤバラードを追走したが、最後はきっちり先着してゴール。ゴール前では手応え劣勢だったが、目一杯に追われて、4F52.6〜3F38.3〜2F25.2〜1F12.9秒は評価すべき内容だろう。

 先週の馬場差は「+0.4秒」。13日は前日の雨の影響を受けているとはいえ、全体的な時計の出方を見渡すと、基準時計よりも少し遅いくらい。よって、馬場差は『+0.2秒』で記録。なお14日に関しては、完全に基準通りの時計が出ている印象なので、馬場差は『±0.0秒』で記録している。

【CW/5F66.5秒】
 13日。内目を回ったキングオブタイム(栗東・加用正厩舎)が6F77.2秒という時計をマークしているが、そもそも、6Fで80秒を切った頭数は多くない。このあたりは、雨の影響を受けて、ウッドチップが重たくなっていることが原因だろう。

 14日。馬場が乾いたこともあり、速い時計も多く計測している。なかでも、オークスの1週前追い切りを行ったアンドリエッテ(栗東・牧田和弥厩舎)の時計と動きは抜群。川田将雅騎手が跨り、ミヤジマッキーを追走する内容だったが、1Fごとにラップを速めていき、直線に向くと2頭のスピード乗りは抜群。そんな中でも、アンドリエッテの追い出してからの伸びは素晴らしく、時計は6F81.0〜5F65.9〜4F51.6〜3F38.2〜1F11.5秒と全体が速い上に、終いも驚異的な数字。文句ない1週前追い切りだと評価してよいだろう。

 なお、先週の馬場差は「-1.5秒」。13日は先週よりも時計を要している印象なので『-1.1秒』で記録。14日は馬場も乾いて、時計の出る状態だったので、先週と同じ『-1.5秒』で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週は前日に雨が降ったということもあり、追い切りの使用頭数が10頭以上。目野哲也厩舎や坂口正則厩舎の2歳新馬も追い切られていたが、動きを見ると、まだまだこれからといった感じ。馬場差に関しては、馬場が緩く、少し走りにくいような印象も受けたが、13日、14日とも『±0.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場の追い切り頭数はいつもより多く、50頭は超えていた。前日に雨が降ると、グリップが緩すぎず、利きすぎずのちょうどよい状態になるのだろう。今週の一番時計はタイセイレジェンド(栗東・矢作芳人厩舎)の6F75.1秒だったが、それほど時計が出ているような動きに見えないのに、数字が速い。やはり重賞を勝つような能力がある馬が追い切ると、このくらいの時計は出るのかも知れない。なお、馬場差は先週と同じ『-1.0秒』で13日、14日とも記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。(取材・写真:井内利彰)

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