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新潟2歳S、ショウナンタキオン圧巻の差し切り

  • 2005年09月04日(日) 15時48分
 4日、新潟競馬場で行われた新潟2歳S(GIII・芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の1番人気ショウナンタキオン(牡2、美浦・上原博之厩舎)が、スタートで後手を踏み、道中は後方を追走。直線で大外に進路を取ると、先に抜け出した2番人気ニシノフジムスメを直線半ばで捕らえ5馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分35秒0(重)。さらに2.1/2馬身差の3着には3番人気コスモミールが入った。

 勝ったショウナンタキオンは父が新種牡馬アグネスタキオン母ショウナンマイラヴ(その父トニービン)という血統。祖母が83年オークスで3着に入ったメジロハイネで、牝系を遡るとメジロデュレン(有馬記念-GI)、メジロマックイーン(天皇賞・春-GI)、リージェントブラフ(川崎記念-交流GI)など活躍馬が多数いる。7月31日のデビュー戦(新潟・芝1400m)は、スタートで後手を踏みながらも、直線一気の差し切り勝ちを決めていた。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。また、新種牡馬アグネスタキオン産駒は、地方・中央通じて重賞初勝利となった。

 鞍上の田中勝春騎手は、今年JRA重賞3勝目で、通算32勝目。上原博之調教師は、今年2勝目で通算9勝目となった。田中騎手は92年ペガサス、94年トウショウフェノマ、02年ワナに続き同レース4勝目。上原調教師は00年ダイワルージュで制して以来の勝利で同レース2勝目となった。

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