皐月賞2着からの逆転Vを狙う
リアルスティールは、栗東坂路を1本駆け上がり最終リハに備えた。前走後は短期放牧でリフレッシュ。仕上げに抜かりはない。柿崎助手からは「全休明けですが、馬は落ち着いています。いい雰囲気で挑めると思いますよ」と笑みがこぼれていた。
気性的な危うさを封じ込めつつ、しっかりと調教を積んでいる。火曜朝の
ドゥラメンテは、美浦坂路を1本。良血馬らしい気品あふれる馬体を弾ませながら、4F73秒2-17秒3をマークした。「落ち着きが出てきましたね。ひどいテンションにはなっていない。ええ、順調に調整ができていますよ」と橋本助手はうなずく。スケール感たっぷりの走りで制した
皐月賞以上のパフォーマンスで2冠馬へ-仕上がりはすこぶる良好だ。
提供:デイリースポーツ