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リアルインパクト堀師「7歳なりに成長」/安田記念共同会見

  • 2015年06月04日(木) 19時01分
 この春のオーストラリア遠征で2戦1勝2着1回と結果を残したリアルインパクト(牡7・美浦・堀宣行)が、安田記念(GI・芝1600m)に出走する。同馬を管理する堀宣行調教師の共同記者会見が、美浦トレーニングセンターで行われた。

(2着、1着という結果を残したオーストラリア遠征について)
「違う環境の中で馬はよく頑張ってくれましたし、ジョッキーも初戦からこの馬の適性を素早く見抜いて、能力を出してくれたと思います」

(帰国してからの調整過程について)
「オーストラリアに関しては検疫がかなり厳しく、競馬学校で1週間の着地検疫、ノーザンファームしがらきで3週間、その後入厩してから安田記念まで3週間強とかなりタイトなスケジュールになりました。その中で馬が非常に頑張ってくれて、コンディションはキープしていると思います」

(最終追い切りについて)
「着地検疫明けということもあり、調教の期間が短くて先週までは足りないと感じていましたので、少ししっかりめにやりました。そういった意味でも先週より終いの切れ味は出ていますし、一歩前進しています」

(7歳にして今のこの頑張りについては?)
「体調さえ整えられれば4歳は4歳なりに、7歳は7歳なりに成長してくると思いますので、そういった意味では高齢というのは関係ないと思います」

(3歳で制した安田記念を振り返って)
「あの時は積極的な騎乗で、この馬の持ち味を生かして良いレースだったと思います」

(結果が出ていなかった昨年春と最近の違いについて)
「体調面が1つと、あとはレースへの流れの乗せ方といいますか、ジョッキーの騎乗の方法だと思います。あの頃は1200mを2戦(オーシャンS・8着、高松宮記念・9着)して、その後に1600mの安田記念(13着)に出走しましたが、馬の持ち味を出す形に噛み合っていなかったように思います」

(成績が出ていなかった時には馬具の工夫もしていたようですが?)
「馬具は対症療法と言いますか、状態が良くない時にそれを補うために馬具を工夫します。状態が良くなれば、馬具は外していくものです。体調が整ってくれば、そういった馬具は必要ありません」

(7歳で迎える安田記念について)
「引き続き良い流れで来ていますので、体調もキープしていますし、この馬の能力をしっかり出してほしいです」

(良い流れになるきっかけは?)
「牧場も含めてこの馬の調整方法を掴んできたのが大きかったと思います」

(最後にファンへのメッセージを)
「良い状態で出走させて、この馬の持ち味をしっかり出して、良い競馬をしてくれればと思っています」
(取材・写真:佐々木祥恵)

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