朝モヤが立ちこめる中、レース連覇を狙う
ディサイファが切れのある動きを披露した。美浦Pで約3馬身先行させた僚馬
アルベルティ(7歳1600万下)を追い掛け、直線で内に潜り込んで1馬身先着。ラスト1Fは推定12秒前半の切れ味で駆け抜けた(モヤのため計時不能)。
3週続けての併せ馬で、ひと追いごとに動きは良化。3月の
中日新聞杯V以来ながら、小島太師は「予定通りの調教。これだけいいメンバーがそろうのは珍しいが、楽しみ」と笑顔を見せる。手綱を取った吉永助手も「折り合いもピタリ。この出来なら好レースになりそうだ」と言い切った。
トレーナーは「6歳になっても力が衰えるどころか、精神的にも体力的にもたくましくなってきた。秋にはもう一度、大きなところを狙ってみたい」と手応え十分だ。
ヒラボクディープは美浦Wで併せ馬。僚馬
サトノセレリティ(4歳500万下)の内に潜り込んで併入した。5F67秒8-39秒2-12秒7。「先週末にも時計を出している。元気いっぱい」と国枝師。ブリンカー着用2戦目の前走は、11番人気ながら3着に好走と変わり身を見せた。「じれったい競馬が続いていたが、しまいの脚は良かった。今回も好レースを」と色気たっぷりの参戦だ。
提供:デイリースポーツ