6月20日(土)の東京5R、芝1600mの新馬戦でデビューする注目馬2頭について、管理する各調教師に話を聞いた。
プロディガルサン(牡2・美浦・
国枝栄)
父ディープインパクト 母ラヴズオンリーミー 母父ストームキャット
全兄に今年の
共同通信杯(GIII)に優勝し、
皐月賞(GI)2着、
日本ダービー(GI)4着の
リアルスティール国枝栄調教師のコメント
「昨年のセレクトセールで初めて見ましたが、本当に
バランスの良い馬で素晴らしいと思いました。牧場でも順調でしたし、入厩してからも特に問題もなく順調に来ました。先週(6/10)は長めからやりましたので、今週(6/17)は終いの反応を見る程度の追い切りでした。素軽いですし、余力も十分の動きでした。普段も非常に大人しくて、扱いやすい馬です。
リアルスティールの下という
バックグラウンドもありますし、それに応えて走ってくれると思います。広いコースですし、東京のマイルも心配ないでしょう」
トレンティーノ(牡2・美浦・
畠山吉宏)
父
キャプテントゥーレ 母アンプレショニスト 母
父エアジハード母アンプレショニストは2009年の
桜花賞(GI・11着)に出走。兄に昨年夏、新馬勝ちを収めた同厩の
ロンバルディア(牡3・
父マンハッタンカフェ)
畠山吉宏調教師のコメント
「ここまで追い切りを入念に重ねてきました。昨年夏に新馬勝ちをした兄の
ロンバルディアと遜色のない動きをしていますし、追い切りは合格点ですね。前向きな気性がお母さんに似ていますし、シュッという動きができますので芝も合っていそうです。感触的には兄と同じかそれ以上のものがあります。初戦から期待したいですね」(取材・写真:佐々木祥恵)