切れ味勝負になれば
ディアデラマドレも注目の存在。近2走は結果が出ていないが、「
マイラーズC、
ヴィクトリアマイルを見ると結果的に忙しかったですね。中距離の競馬がベスト」と酒井助手。「適度に気合も乗って馬の状態は申し分ないです」と言うように出来に陰りはない。栗東CWの1週前追い切りは、5F69秒1-11秒9を馬なりで計時。3頭併せで
ラキシスに遅れはしたが、ゴール前後の脚勢は互角以上だった。「坂があり、パワーも瞬発力もいる阪神もいいと思います」。3戦3勝と最も得意とする舞台で、今度こそ本領発揮だ。
海外遠征帰りの
トーセンスターダムだが、栗東CWの1週前追い切りでは、5F67秒1-12秒1(一杯)のタイムで僚馬に先着。迫力十分の動きからも、疲れは見られない。「回復が早くて順調に乗り込めている。オーストラリアではくじけそうになる形から、
ファイティングスピリッツを見せた。ちょっと変わってきたのかもね。コーナー4つの競馬もこなしてくれると思う」と池江師も成長を実感。ここに入ると実績不足は否めないが、底力を秘めた血統馬だけに軽視は禁物だ。
提供:デイリースポーツ