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ワンアンドオンリー=栗東坂路で4F73秒3。軽い脚さばきで駆け上がった。「集中力を感じますね」と甲斐助手は満足そう。帰国初戦Vに向けて「これで負けたら、僕の仕上げが甘かったってこと。そのぐらい悔いがないようにやってきた。楽しみですね」と強い口調で自信を示した。
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ディアデラマドレ=開門直後に栗東坂路へ登場。4F64秒9-14秒7と軽く流した。角居師は「調子はいいと思います」とうなずく。近2走はマイルだったが、今回は
エリザベス女王杯3着の2200メートル。「距離はこれくらいの方がいいですね。条件がかみ合えば」と期待を寄せた。
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トウシンモンステラ=土曜は栗東坂路で体をほぐした。「好調キープですね」と村山師は仕上がりに胸を張る。過去2勝を挙げる阪神は相性上々。「コースはいいし、あとはジョッキー(和田)に任せて。強い相手はいるが、どこまでやれるか」と心待ちにしていた。
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オーシャンブルー=栗東坂路でラスト2Fを軽く伸ばし、30秒1-14秒6。「体調は悪くないが、旋回癖があって精神的にイライラする面がある」と池江師。12年
有馬記念では2着に健闘したほどの実力馬だが、ここ6戦は2桁着順が続く。「底力に期待ですね」と話すにとどまった。
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ヌーヴォレコルト=阪神競馬場に到着後も好気配。小松厩務員は「輸送は苦にしない。ただ、相手が強過ぎる」と笑った。「
ゴールドシップがいるからな。でも(2着に敗れたエ女王杯の勝ち馬)
ラキシスにはリベンジしたい」と冗舌に続けたが「この馬は相手が強いほど成績がいい。かすかに期待している」と、虎視たんたんと頂点を狙っていた。
提供:デイリースポーツ