東京芝1400で行われる安田記念のステップレース。例年多頭数なのに超スローにも超ハイにも振れるので、ペースや展開の読みがまずポイント。良馬場でペースが流れて1分19秒台の高速決着になったときは(18年,16年,14年)、サトノアラジン(母父ストームキャット)、レッドスパーダ(母父ストームキャット)、サトノアレス(3代母クリムゾンセイント)と、ストームキャットの血を引く馬が必ず馬券に絡んでいる。ただしここで取り上げた5頭はストームキャットの血を引かない。(解説:望田潤)
スマートオーディン タガノラルフの3/4弟で、母レディアップステージはプリティポリーS(愛G2・芝10F)勝ち馬。母父アルザオはディープインパクトやルックトゥワイスの母父でもある。長期休養から復帰後は折り合いを欠いて伸びきれないレースが続いていたが、1400mの阪急杯では最後方で折り合いがつきついに爆発。母のサーゲイロードクロスの影響で前駆のいい走りだから、阪神内回りより東京のほうが合っている。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
タワーオブロンドン 母母シンコウエルメスはジェネラスの妹で