阪神芝内2000mで行われる別定GIII戦で、宝塚記念のステップという位置付け。急坂内回りコースだけに、ブラックスピネル(母父アグネスデジタル)、ストロングタイタン(ダンジグ4×4)、ステイインシアトル(母父ビロングトゥミー)、ステファノス(母母母父チーフズクラウン)と、ダンジグ系のパワーを受けた馬が毎年のように連対している。ここで取り上げた5頭では、サトノフェイバーの母父デストーテッドヒューマーの母父がダンジグ。(解説:望田潤)
エアウィンザーエアスピネルの全弟で、エアシェイディの甥で、母エアメサイアは秋華賞馬。兄はノーザンテースト譲りのマイラーっぽい体型だが、こちらは父キングカメハメハの影響も強い中距離馬。この牝系特有のボールドルーラー的な無駄のない脚捌きで、斬れるというより機動力とパワーに富む脚質だ。内回り2000は[4-4-0-1]とベストコースで、阪神内2000も18年のチャレンジC勝ちなど[3-1-0-1](着外はG1大阪杯5着)。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
サトノフェイバーパーリオミノルの3/4弟で、母母チューズラは