今年は小倉芝1800mで行われるサマーマイルシリーズ第2戦、中京記念。人気の中心は重賞2勝の実績馬エルトンバローズ、2連勝中の上がり馬セオ、小倉3戦3勝のコース巧者ニホンピロキーフ、小倉大賞典の勝ち馬エピファニーあたりになりそうですが、妙味の観点から最も軸に相応しいのははたしてどの馬なのでしょうか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って予想していきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
妙味度から小倉適性を見抜く!!
編集K3(以下、K3) 先週の函館記念は「儲かる軸馬」に該当したサヴォーナがハナ差の4着でした。
卍 「儲かる軸馬」が5週連続で馬券圏外になったのは初めてですね。
K3 このコーナーを参考にされている方には本当に申し訳ないです。先週話したとおり、やっぱりハンデ戦が良くないんですかね……。何かルールを変えたほうがいいんでしょうか?
卍 いえ、連敗が続いたからといってルールをすぐに変えるのは良くありません。変えるべき点があったら年末に見直しましょう。
K3 今週の中京記念もハンデ戦なんですよね……。今年は中京芝1600mではなく、小倉芝1800mで行われます。
卍 と言っても、2021年、2022年も小倉開催だったので、特別な感じはしませんね。
K3 予想オッズだとエルトンバローズ、セオ、ニホンピロキーフが1〜3番人気ですが、3頭とも一長一短で悩ましいです。
卍 ニホンピロキーフは小倉で3勝していますけど、エルトンバローズとセオは小倉で走るのが初めてですからね。そのあたりの適性を妙味度で探っていきたいと思います。
K3 よろしくお願いします。
卍 では、予想1〜5番人気の総合妙味度を見ていきましょう。