中京記念を制したアルナシーム(c)netkeiba
今週は中京記念(小倉芝1800m)。ペースも流れて特殊な競馬になったので回顧しがいのあるレースになりました。早速、今週も回顧していきます。
2024年7月21日 中京記念舞台:小倉 芝1,800m
勝ち時計:1:47.2
レースラップ:12.2 - 10.4 - 11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 12.3
ペース:超ハイペース(45.8秒-49.7秒)
風向き:影響なし
脚質:差し有利
馬場:やや内有利
【レースポイント】1. 前半1000mが57.5秒と強烈なHペース! 差し有利の展開。
2. 馬場は荒れて見えるが内有利の状態!
3. 3〜4コーナーは減速区間。外を回す不利は見た目ほど大きくない。
【レース概要】 セルバーグ、テーオーシリウスの強烈な逃げ争いで始まった今年の中京記念は前半1000mが57.5秒と強烈なHペース。6番手を追走していたエルトンバローズまでは逃げ馬から1秒以内で走っており、明らかに差し有利の展開になった。
馬場は3〜4コーナーを中心に荒れて見えるが、同日10レースの九州スポーツ杯(芝1200m)でも内&前で競馬をした馬が上位に来ていたため、やや内有利の馬場状態と判断。
ただし中京記念では3〜4コーナーで1ハロン12.5秒と大きく減速していたため、この区間で外を回していた馬は見た目ほど大きな不利はなかった。
回顧のポイントとしては逃げor先行していた馬の敗戦は完全に参考外と考え、差して好走した馬を過剰に評価しないこと。
【各馬解説】1着:アルナシーム
離れた中団。インからロスなくスムーズな競馬をすると、直線ではしっかりと手前を替えて1着。
折り合いが難しいので