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【キーンランドC回顧】サトノレーヴが2着以下を突き放して完勝 スプリンターズSへ向けた評価は?

  • 2024年08月26日(月) 18時00分
とうけいば回顧

キーンランドCを制したサトノレーヴ(撮影:高橋正和)


 今週はキーンランドC! スプリンターズSに向けて大事な前哨戦です。しっかりと精査して、本番で買いたい馬をチェックしておきましょう。

2024年8月25日 キーンランドC

舞台:札幌 芝1,200m
勝ち時計:1:07.9
レースラップ:12.2 - 10.4 - 11.0 - 11.4 - 11.5 - 11.4
ペース:ややHペース(33.6秒 - 34.3秒)
風向き:直線追い風(向正面は向かい風)
脚質:フラット
馬場:フラット

【レースポイント】

1. 勝ち時計1分7秒9は同重賞で歴代2位タイの好時計
2. 向正面では強い向かい風が吹いており、数字以上にペースは流れた。
3. 馬場、脚質ともに癖が少ない。各馬の能力が発揮された。

【レース概要】

 今年の札幌競馬場は馬場の内目がやや荒れたとはいえ、例年と比較すればキレイな馬場状態。時計も出やすい馬場になっており、勝ち時計1分7秒9はキーンランドC史上2位タイの速い時計となった。

≪参考:キーンランドCの勝ち時計ランキング≫
1位 2012年 1分7秒6(勝ち馬:パドトロワ)
2位 2024年 1分7秒9(勝ち馬:サトノレーヴ)
2位 2008年 1分7秒9(勝ち馬:タニノマティーニ)

 ペースは前後半600mが33.6秒 - 34.3秒とやや速い程度。とはいえ直線では強い追い風(向正面は強い向かい風)が吹いており、数字以上にペースは流れていたと判断できる。

 前述の通り馬場はやや内目が荒れていたとはいえ、前日の札幌10R(芝1200m)でも逃げ馬が3着に粘っていたように大きな不利はない。内、外を通った馬が満遍なく好走しており、馬場のバイアスが小さいフラットな状態だった。

 以上から馬場、ペースともに癖が少なく、逃げ馬も差し馬も好走できるフラットなレース。各馬の能力が純粋に問われたレースとなった。

【各馬解説】

1着:サトノレーヴ
 抜群の手ごたえで番手後ろ。直線はスムーズに抜け出すと、2着以下を突き放して完勝。

 直線追い風の恩恵はあったが、

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2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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