ローズSを制したクイーンズウォーク(c)netkeiba
今週はローズSとセントライト記念。どちらも3歳限定重賞で、クラシック最終レース(秋華賞、菊花賞)の前哨戦であり、今後に向けて重要なレースとなりました。
中でもレガレイラが出走し、注目度の高かったローズSについて回顧していきます。
2024年9月15日 ローズS舞台:中京 芝2,000m
勝ち時計:1:59.9
レースラップ:13.0 - 10.8 - 12.3 - 12.2 - 12.0 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 11.9
ペース:平均(※2番手以下はスローペース)
風向き:影響なし
脚質:かなり前有利
馬場:ややイン有利
【レースポイント】1.Bコース替わり初週で馬場はキレイ。雨の影響も少なくやや内有利
2.大逃げしたセキトバイーストですら平均ペース! 2番手以下は超Sペース
3.馬場、展開共にかなり前有利な競馬
【レース概要】 ローズSが行われた中京競馬場は前日未明から雨が降り、芝は稍重での競馬。
とは言え今週はBコース替わり初週であり、馬場は比較的キレイな状態でレースが行われた。
レースはセキトバイーストの大逃げとなり、馬群は超縦長。それでもレースの前後半1000mが60.3秒-59.6秒と平均ペースであり、2番手以下はかなりのスローペースとなった。よって後方にいた馬は物理的に届かない競馬となっており、かなり前が有利な競馬となった。
回顧のポイントは、前で競馬した馬は過剰評価せず、後方で展開が向かなかった馬をしっかりとチェックしておくこと。
【各馬解説】1着:クイーンズウォーク
折り合い重視で出たなりに中団。道中はぴったりと折り合い、スムーズに外に出す競馬。前残りで展開が向いたわけではないが、