オールカマーを制したレーベンスティール(撮影:下野雄規)
今週は神戸新聞杯とオールカマー。神戸新聞杯は例年ほどメンバーが集まらなかった印象があるので、今回は古馬戦であるオールカマーを回顧しました。こちらも秋競馬に向けて重要なレースですので、気合い入れて復習していきます。
2024年9月22日 オールカマー舞台:中山 芝2,200m
勝ち時計:2:11.8
レースラップ:12.7 - 11.3 - 12.6 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 11.9 - 11.8 - 11.6 - 11.3 - 11.8
ペース:超スローペース(61.0秒 - 58.4秒)
風向き:影響なし
脚質:かなり前有利
馬場:かなり内有利
【レースポイント】1. Cコース替わり初週&クッション値も高く、かなり内有利の馬場状態
2. 前後半1000mは61.0秒 - 58.4秒と超スローペース
3. 馬場、展開ともにかなり前有利のレースになった
【レース概要】 ただでさえキレイな馬場状態であった中山競馬場は今週からCコース替わり。馬場全体がキレイなのはもちろん、クッション値も10を超え「やや硬め」の水準ということもあり、かなり内有利の馬場状態になった。
レースはアウスヴァールがスムーズに逃げ、前後半1000mは61.0秒 - 58.4秒と超スローペース。1〜4着馬は前にいた馬がそのまま残っており、かなり前有利の競馬になった。
そのため後方の馬は展開不利により見直し可能だが、レース前半でポジションをとれないウィークポイントを抱えていることも事実。よって、その中でもゴール前で脚色のよかった馬を中心に次走注目馬とした。
【各馬解説】1着:レーベンスティール
スタート決めて番手後ろの絶好位。道中はいつも通りかなり折り合いを欠くロスがあったが、直線は内から伸びて勝利と力の違いを見せつけた。毎回折り合いを欠くし、