【セントウルS予想】サマースプリントシリーズ最終戦 混戦模様の各馬の評価は?
近年、前走“非サマースプリントシリーズ組”が好調
サマースプリントシリーズは各レースの施行条件が変わりまくっているのでセントウルSの予想も難しいが、近年の傾向としてGIIや1400〜1600mといった、同年のサマースプリントシリーズとは違うルートできた馬の活躍が目立つ。
今年もトウシンマカオとママコチャが京王杯スプリングCから来ており、人気にもなりそうだ。1200mでの実績も十分だと、人気でも無理に嫌うことはできない。ただこの先に大目標がある馬たちなので、ここがメイチの仕上げというわけではなく、勝ち切ると決め打ってようかは2頭とも微妙。比較としては、前で競馬ができるママコチャのほうがやや買いやすい。
サマースプリントシリーズを走ってきた馬は単純に前走着順が良い馬を評価したほうがよい面があるので、アイビスSDの2、3着馬、北九州記念の2、3着馬が検討の対象となる。ヨシノイースターは58キロで好走してきた点がよい。ただ極端な時計勝負は嫌。これは前走CBC賞組の最先着馬カルチャーデイも同様だ。まずは土曜芝のタイムを確認したい。
アブキールベイは前走53キロだが今回も53キロ。年齢と性別のアローワンスが重なる3歳牝馬は有利な立場ではある。差しが届く展開なら。
サマースプリントシリーズのレースを大敗してきたのにここで激走する馬というのはたいてい逃げ・先行した馬なので、今回の中で候補を選ぶならグランテストか。複数の重賞入着歴があるのに人気落ちというのもよい。
扱いに悩むのが京王杯スプリングC7着のカンチェンジュンガ。1200mがダメということはないがかなり後ろからになりそうだし、この馬に手を出すなら素直にママコチャ・トウシンマカオでよいような気もする。