京都で行われた直近3R(24年と23年と19年)の結果を振り返ってみると、24年は父キズナ(母父ストームキャット)のサンライズジパングが勝ち、父レガーロ(エーピーインディ系)のアウトレンジが2着。23年は父ヘニーヒューズ(ストームキャット系)のセラフィックコールが勝ち、父シニスターミニスター(エーピーインディ系)のメイクアリープが2着。19年は父カジノドライヴ(エーピーインディ系)のヴェンジェンスが勝ち、父シニスターミニスター(エーピーインディ系)のキングズガードが2着。今年もエーピーインディとストームキャット重視でいいだろう。(解説:望田潤)
アウトレンジ 母クイーンパイレーツは本馬の他にもハピやリトルハピを産んでいる優秀な繁殖。母母カリフォルニアネクターはサンタイネスS(米G2・ダ7F)勝ち馬でダノンアイリスの母。父レガーロはエーピーインディ≒チャーミングラッシーの3/4同血クロス2×3をもつバーナーディニ産駒で、全日本2歳優駿2着などダートで活躍した。本馬はキングマンボとシアトルスルーのクロスで、25年平安Sに勝ち24年みやこS2着と京都に良績。馬場が渋れば更にいい。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
ダブルハートボンド パーシーズベストの3/4妹でブレーヴジャッカルの半妹。母パーシステントリーはパーソナルエンスンS(米G1・ダ10F)勝ち馬。アメリカンオークス(米G1・ダ10F)のクイーンゴッデスも近親。父キズナは昨年のリーディングサイアーで、産駒はナチュラルライズなどダートもよく走る。パーシステントリーとストームキャットのダート適性が活きた配合で、ここまで通算[5-1-0-0]と底を見せず。前走も本命馬に競られながら2着に踏ん張って強い内容だった。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○