デイリー杯2歳Sはディープインパクトの斬れやダイワメジャーのスピードが優勢だったが、最近はランフォーヴァウ(父ロードカナロア)、ジャンタルマンタル(母母父トゥモローズキャット)、オールパルフェ(父リアルスティール)とストームキャットの血を引く馬が3連勝中。23年2着エンヤラヴフェイス(父エイシンヒカリ)や22年2着ダノンタッチダウン(父ロードカナロア)もストームキャットの血を引いていた。とはいえ、取り上げた5頭のうちエイシンディード以外の4頭はストームキャットの血を引いているのだが…。(解説:望田潤)
アドマイヤクワッズ JRAプレート(豪G3・芝2000m)のパスズオブグローリーの甥で、母母パシフィックリムはマルレ賞(仏G2・芝2400m)勝ち馬。母父ゾファニーはハービンジャーと同じダンジリ産駒で、サンライズジパングやリカンカブールの母父でもある。父リアルスティールはフォーエバーヤングやレーベンスティールなどを輩出。欧州中距離牝系のリアルスティール産駒で、スローのマイル戦を重厚に差し切って新馬勝ち。奥のある素材だが距離適性は1800以上とみる。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
エイシンディード テーオーステルスの半弟で、エーシンリジルの甥で、