例年32秒台-36秒台の前傾ラップで流れ、差しケイバになりやすいダ1200戦。最近では23年は前後半33.5-35.8とあまり前半が速くなく、テイエムトッキュウとチェイスザドリーム、ロードカナロア産駒の行った行ったに。同じく33.2-36.6と前半33秒台で入った20年も、ジャスティン(母母父ジャイアンツコーズウェイ)とレッドルゼル(父ロードカナロア)、ストームキャットもちのワンツーだった。他ではキングマンボ、デピュティミニスター、ノーザンテーストの血を引く馬の好走も目立つ。(解説:望田潤)
ガビーズシスター アナンジュパスやアドマイヤカロの姪でベデザンジュのイトコ。母母エンゼルカロは函館3歳S(現2歳S)勝ち馬。父アポロキングダムはJRA2勝のレモンドロップキッド産駒で、本馬の他にもアポロビビやニシノライトニングなどを出して地味に成功している。昨年のカペラS勝ち馬で、中山ダ1200は[4-1-0-0]とオール好走。父系にヌレイエフとデンジャラスダム、母系にテスコボーイでナスペリオン的にシッカリ差せる。前半32秒台なら今年も差し届くか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
クロジシジョー ハコダテブショウの近親で、