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【お知らせ】川田将雅騎手の新連載『VOICE』がスタート

  • 2021年04月04日(日) 12時01分
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 先週の高松宮記念を制覇し、JRA重賞100勝目という節目の勝利を挙げた川田将雅騎手。

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▲ダノンスマッシュで高松宮記念を制覇!(C)netkeiba.com


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▲JRA重賞100勝を達成(C)netkeiba.com


 そんな川田騎手の新連載が、新年度を迎えたこのタイミングでスタートいたします。

 川田騎手といえば、自分に厳しいストイックな仕事人。現在のポジションにあるのは、周りに左右されず、ぶれない信念を貫いた結果でもあります。

 普段はうかがい知ることのできない川田騎手の“内なる声”に耳を傾け、その声を通して競馬の魅力をより知ってほしい……そんな願いを込めて『VOICE』というタイトルに決定いたしました。

 掲載は隔週木曜の18時。初回は4/8(木)を予定しています。

 連載を始めるにあたって、川田騎手からのメッセージです。

【読者の皆様へ】
 競馬はもちろんギャンブルではありますが、やはり多くの人にスポーツという側面から、競馬を見て楽しんでほしいという思いが強くあります。

 競馬は、サッカーや野球と違い、多くの方と実体験を共有できるスポーツではありません。特殊なスポーツゆえ、僕らがどういうことに心を砕き、レース中に何を考えて馬を走らせているか、競技者である僕らからの発信であっても、なかなか伝わらないのも事実です。

 今回、連載の依頼をいただき、いろいろと考えることもありました。発信する内容に対して、よりナーバスな捉え方をする今の世の中です。ほかのスポーツと違い、公営競技という国民に娯楽を提供する側のひとりとして、個人的にはプラスよりリスクのほうが大きいと正直思います。

 それでも、今まで競馬を支えてくれてきたコアなファンの皆様に、これから競馬を始め、その魅力に触れていくライトなファンの皆様に、伝えなければいけない立場のジョッキーであることを自覚し、連載を始めるに至りました。

 レース回顧を含めた近況報告や、僕自身の経験や競馬観を少しずつ綴っていくことで、今までと違う見方、捉え方、楽しみ方に繋がってくれればと思っています。

 どうぞよろしくお願いします。

JRAジョッキー川田将雅

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1985年10月15日、佐賀県生まれ。曾祖父、祖父、父、伯父が調教師という競馬一家。2004年にデビュー。同期は藤岡佑介、津村明秀、吉田隼人ら。2008年にキャプテントゥーレで皐月賞を勝利し、GI及びクラシック競走初制覇を飾る。2016年にマカヒキで日本ダービーを勝利し、ダービージョッキーとなると共に史上8人目のクラシック競走完全制覇を達成。

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