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思い出すアンカツの名言/トレセン発秘話

  • 2013年02月27日(水) 18時00分
 安藤勝己元騎手が現役を引退する際に話していた中で印象に残っている言葉がある。

「最近は競馬に乗ってて面白いと思うことが少なくなった。やっぱり、自分自身が面白いと思っていなければ馬も走らないから」

 楽しんでレースに乗れば体もよく動き勘も冴える→馬も走る。そんな意味なのだろう。2003年、笠松からJRAに移籍した安藤勝はデビュー2週目に、チューリップ賞(オースミハルカ)と中京記念(タガノマイバッハ)、5週目には早くも悲願だったGI=高松宮記念(ビリーヴ)を勝利し移籍早々、ビッグレースを勝ちまくった。この時こそ安藤勝にとって競馬が何より楽しかった時期だったのかもしれない。

「10鞍あってひとつ勝てばいい世界だけど、あの時のアンカツは10鞍乗って3つ勝っていた。JRAに移ってきていい馬にたくさん乗れたというのもあるだろうし、大勢のファンがいるところで競馬ができて、何より賞金が地方にいた時の何倍、何十倍。そりゃ競馬に乗っていて楽しかったんじゃないかな」とはビリーヴの管理トレーナーである松元調教師。

 今週末にJRA騎手としてデビューする大井の戸崎圭太。この男も今、競馬をこれまで以上に楽しみにしているに違いない。移籍後初重賞参戦となる土曜中山オーシャンSではツルマルレオンに騎乗するが、担当厩務員の竹下さんの話では「休養前はトモがしっかりしていなかったけど、今はそれが解消している」とのこと。

 もともと重賞クラスの力量を持っている馬。JRA入りで気分が乗っている戸崎圭のいきなり派手な一発…。こんなシナリオがあると読んでいる。
(栗東の坂路野郎・高岡功)

※本日は『吉田竜作マル秘週報』も更新されております。下部のバックナンバーからご覧ください。

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