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安田記念への意気込みを語る!『川須栄彦ジョッキー』第1回

  • 2015年06月03日(水) 18時00分
今月は久々に川須栄彦騎手の登場。安田記念への意気込みとGI制覇の思いを語っていただきます!


久々に川須栄彦ジョッキーの登場! レッドアリオンでマイラーズCを勝ち、安田記念に挑みます。その意気込みとGI制覇の思いを語っていただきます!
(取材・文/大薮喬介)


馬が充実期に入りました。チャンスはあります!



――今年の新年会以来の登場ですね。

川須 ですね。もう一生呼ばれないのかと思っていました(笑)。

――そんなことはないですよ(笑)。今回は、レッドアリオンと挑む安田記念のことを聞かせていただこうと思います。この馬とはNHKマイルCで悔しい競馬をしたぶん、思い入れがあるんじゃないですか?

川須 それはありますね。(NHKマイルCの)2走前のフローラルウォーク賞から乗せていただいて、ニュージーランドTで2着。NHKマイルCの時は本当に調子が良くて、騎乗3戦目で気合いが一番乗っていました。返し馬でもそれが伝わってきましたし、僕自身もいい雰囲気で挑めているなと思っていたんですが…。ご存じの通り、ゲートで立ち上がって大きく出遅れてしまいましたからね。

――その時はどんな気持ちだったんですか?

川須 正直、多少の出遅れは覚悟していたんです。だけど、まさかあそこまで出遅れるとは思ってなくて。スタンドから悲鳴が聞こえましたけど、僕も心の中で「わかってる〜」って叫んでいましたよ。

――悲鳴をあげたいのはこっちだと(苦笑)。

川須 ええ。ただ、すぐに気持ちを切り替えました。

――あれだけ出遅れたにも関わらず4着だったので、相当悔しかったんじゃないですか?

川須 悔しかったですね。馬主の方やスタッフさんのことを考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。あの出遅れで4着まで詰めてきたので、あらためて能力がある馬だと思ったぶん、余計ですよね。

――NHKマイルC後はポートアイランドSに出走しましたが、乗り替わりました。

川須 正直、悔しかったですね。僕もドリームバスケットに乗っていたんですが、アリオンのことは気にはなってはいました。

――川須ジョッキーが勝ったんですよね。

川須 はい。あの時のアリオンは普通にスタートも切れて、道中もスムーズでした。直線では伸びませんでしたね。

――乗り替わったレースで、川須ジョッキーが勝ったのは運命を感じますね。

川須 そうですね(苦笑)。ポートアイランドS後の富士Sは僕に戻ったんですけど、実はその前のレースのゲートで落とされて蹴られたんですよ。それで、富士Sに乗るのか、乗らないのかって話になって。結局、大丈夫だったので富士Sには乗ったんですが、本当にこの馬とはいろいろあるなって思いましたね。

――ますます運命を感じたと(笑)。

川須 ええ。だから、安田記念の時は前のレースで落ちることも想定して準備したいと思います(笑)。

――そこまで想定しますか(笑)。話を元に戻しますが、レッドアリオンは、もともと出遅れグセはあったんですか?

川須 ニュージーランドTあたりからありました。ただ、ここ5戦は出遅れていないですよね。まだゲートの中で多少うるさいところはあるんですが、自分でタイミングを計って出てくれるようになりました。

――成長しているんですね。

川須 練習もしているでしょうし、アリオン自身の精神的な成長もあるんだと思います。前々走の洛陽Sで久々に乗せていただいたんですが、返し馬の時に身体も一段とたくましくなったなと感じました。

――スタートの不安はまだありますか?

川須 ここ2戦は京都なので、東京になると雰囲気も違うでしょうし、輸送もありますからね。どうなるかはわかりませんが、今のところ不安はありません。

――ここ2戦のスタートは出ていますよね。

川須 ええ、むしろ良いくらいですよね(笑)。前々走で一番にスタートを切れて、スッと抑えることができたので、前走のマイラーズCは自信をもって乗れました。それに、もともと直線で1頭になると遊ぶクセもあったんですが、前走に関しては最後まで真面目に走ってくれました。馬が充実期に入ったんだと思います。

――そのマイラーズCを振り返っていただけますか?

川須 前々走のオープンとは違って、安田記念を使ってくるような強いメンバーだったので、どこまでやれるか楽しみでした。あとは京都の開幕週だったので、スタートと折り合いに気をつけて、力を出し切ってあげようと。結果的に最高のスタートを切ってくれて、考えていた位置も取れましたし、しっかり折り合いもつきました。ペースもスローだったので、流れも向きましたね。

――差す競馬もできますし、どこからでも競馬ができる印象ですが。

川須 そうですね。前走は開幕週だったから前に行きましたけど、差す競馬もできます。そこは大きいですよね。ただ、折り合いは大事ですけど、そこばかりを気をつけるのではなくて、いい位置を取りに行こうと思っています。今のアリオンならそれができますから。

――本当に何の不安もないですね。

川須 はい。京都よりも東京向きだと思いますし、メンバーを見てもチャンスはあると思います。あとは、GIの雰囲気に飲まれないように、僕がいかに平常心で挑めるかですね。

――勝ったら、何かしていただけますか?

川須 いいですよ、何をしましょう?

――バンジージャンプとか?(笑)

川須 ええ〜、それは罰ゲームじゃないですか。バンジーは嫌です…。勝ったら「キシュトーーク!」って叫びながらガッツポーズをします(笑)。

キシュトーーク

川須「勝ったら『キシュトーーク!』って叫びながらガッツポーズをします(笑)」



――川須ジョッキーが勝てば、「キシュトーーク」のメンバーでGIジョッキー第一号になりますからね。期待していますよ!

川須 頑張ります!

【次回のキシュトーークU25は!?】
最近、勝ち鞍が伸び悩んでいる川須ジョッキー。そのことについて本人が初めて語ります。

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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