地方競馬に吠える!/斎藤修

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JBC間近の川崎競馬場

2016年10月07日(金)18時00分

注目数:19人


◆競馬以外にもさまざまに楽しめそうだ

 川崎競馬場では4年ぶり3度めの開催となる第16回JBCまであと1カ月を切った。過去2回のJBC川崎開催と違うのは、かつてスタンドがあった場所に、複合ショッピング施設『マーケットスクエア川崎イースト』が今年2月にオープンして迎えるJBC。それだけに主催者の意気込みも相当なもののようだ。JBCを前にした最後の開催(10月3日-7日)では、すでにゴール板がJBC仕様となっていた。

JBC仕様となったゴール板


 そしてJBCに向け、場内は至るところで改装のための工事が急ピッチで行われていた。まずはパドック横の第2入場門。工事用の足場が組まれた中には何やらカラフルな装飾が施されている。おそらく開門前から並ぶであろう、多くのファンをここで迎えることになる。

工事用の足場が組まれた中には何やらカラフルな装飾が


 その第2入場門を入ると、以前は1号スタンド(ゴール前のスタンド)の2階へと上る階段だったところで、エスカレーターの設置工事が行われていた。

階段だったところではエスカレーターの設置工事が


 その階段の下には、行列が絶えない川崎名物、通称“スパイシー焼そば”のお店があったはずだが……、これはスタンド側の新店舗に移動していた。看板には、同じく名物の手作りコロッケも見えるが、コロッケについては、川崎本場開催時は従来どおりパドックすぐ横の売店での販売になるようだ。

“スパイシー焼そば”のお店はスタンド側の新店舗に移動していた


 川崎名物といえば、さらに2号スタンド2階の“みよしタンメン”と“志ら井のもつ煮込み”。その場所は、なんと!おしゃれなフードコートとして衣替えの最中だった。ぼくが川崎競馬場に通い始めた平成ひと桁の頃、タンメンやさんは、2号スタンドだったか3号スタンドだったかの薄暗い場所にあり、そのタンメン専門店が、おそらく経営が当時とは変わったとはいえ、今でも名物として受け継がれているというのは、競馬場グルメを愛する者としては感慨深い。

おしゃれなフードコートとして衣替えの最中


 そしてこれまで、1号スタンドと2号スタンドは、行き来をしようと思えば地上に降りるしかなったのが、2階部分が連絡通路でつながることになり、その工事も行われていた。1号スタンドの飲食店スペースは、1軒を除いて工事中だったのだが、ここはレトロな飲食店通りとしてリニューアルされる予定。また2号スタンド2階にはイベントスペースが新設されるとのこと。

 パドックのビジョンは、すでに新しいものが稼働していた。これまでは映像を映すビジョンの横にオッズ専用のビジョンが設置されていたが、それらがひとつになって、画像がひじょうに鮮明なビジョンに変わっていた。

パドックのビジョンは新しいものが稼働


 さて、今回のJBCでひとつ心配なのは、祝日の昼間開催ゆえ、おそらく幅広い年齢層のファンがたくさん来場するだろうということ。前回4年前のJBC川崎開催は平日月曜日で入場人員は14,797人。今年はそれ以上のファンが来場することが予想される。おそらくスタンド周辺は相当に混雑するだろう。

 家族連れや大人数のグループでの来場なら、内馬場の利用をオススメしたい。川崎競馬場の内馬場は、かなり広いスペースの芝生広場になっている。また、マーケットスクエア川崎イーストのオープンに合わせて完成した、「川崎ホースライダー」など、子供向けの遊具も充実。馬券を買いたいというお父さんやお母さんのために、すでに内馬場にも馬券発売所が新設されている。

 そしてJBCといえば、恒例となったのが地元&全国のグルメ。今回も、『神奈川&全国GI級うまいもんフェア』(仮称)として、全国のご当地グルメが出店するとのこと。今回のJBCも、競馬以外にもさまざまに楽しめそうだ。
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コラムニストプロフィール

斎藤修
斎藤修
1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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