◆中山で活躍が目立つ岡田牧雄さん関連馬「血」は「人」が育むもの。改めてそう思わせられるレースが年末は続出しました。
藤沢厩舎が新設G1候補を含む、2歳G1完全制覇。有馬記念は、馬も厩舎も父子制覇。
そして、渋いところでは、昨年末の12月18日の中山最終レース。岡田牧雄さんと岡田さんが擁するノルマンディーの所有馬が1-4着を独占。
12月18日の中山最終レースは芝1600m。岡田牧雄さんとノルマンディー所有馬は、中山マイルで走る印象は以前からありましたが、昨年ものべ27頭が出走して13頭が馬券に。勝率19%、連対率33%、複勝率は48%。単勝回収率152%、複勝回収率191%。
この成績は、マツリダゴッホ産駒が多いことも影響しているでしょう。同種牡馬は現役時代、中山芝の鬼と呼ばれた馬。同馬を生産したのは岡田牧雄さんの岡田スタッド。
昨年も重賞のNZTで同産駒で岡田牧雄さんの所有馬エクラミレネールが12人気の大穴で3着に激走。まさにマツリダゴッホの血を中山マイルで爆発させるのは、その血を育んだ岡田牧雄さん。という、わかりやすい構図です。
とはいえ、中山芝1600mも勝ち星1位はノーザンファーム生産馬。昨年は同コースの勝利数の25%を独占。
ちなみに、昨年末の12月18日の中山最終レースはノーザンファーム生産馬は1頭も出走しておらず。「ノーザンがいなければノルマンディー」という決着でもありました。
なお、同コースのノーザンファーム生産馬で昨年最も勝ち星を稼いだのはハービンジャー産駒。同種牡馬の父系である、ノーザンダンサーが強調されたノーザンファーム生産馬が当コースでは狙い目です。
フェアリーSに出走予定のノーザンファーム生産馬はアエロリット、キュイキュイ、コーラルプリンセス、ヒストリア。4頭のうち3頭は父ノーザンダンサー系。まさに、当コースの傾向通りの出走。
岡田牧雄さんの生産馬or所有馬はツヅク、ブラックオニキス、ライジングリーズン。父はブラックタイドとマツリダゴッホ。どちらも現役時代に中山芝重賞を勝った馬です。
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