◆先週のディープの血で最大の衝撃といえば… 先週日曜の京都芝はディープインパクト産駒で5番人気以内に支持された人気馬が5頭出走。
すべての馬が人気よりも走れず。連対できたのもサトノアーサーだけ。
今週の京都芝も水分を多分に含んだ馬場が濃厚。京都記念も1番人気はディープインパクト産駒のマカヒキでしょうか。適性的にはサンデーの血も持たないサトノクラウン、ミッキーロケットの方が上になりそう。
京都とは対照的に、東京芝は32秒台の高速上がりですら叩き出せる直線スピードが発揮できる馬場。
ディープインパクト産駒、そしてハーツクライ産駒で母系がスピード型の馬がビュンビュンと直線で伸びてくる馬場。
土、日の重賞もディープ産駒とハーツクライ産駒が複数馬券になってきそうです。
ところで、先週のディープの血で最大の衝撃といえば、春菜賞を単勝230倍で優勝したライズスクリューでしょう。
同馬の父はトーセンホマレボシ。そう、ディープインパクト産駒です。たしかに「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」にも書かれていた1-2月の東京芝の買いパターンには該当しますが、それにしても…。
また、同馬は地方の小久保厩舎出身の馬。同厩舎は今年もNARの最多賞金獲得厩舎。
中央向きの馬は、しっかりと体調を整えた上で送り出す。自分の目先の賞金ではなく、馬と信頼を優先しているからこそできる仕事はなかなかできません。自分の目先の馬券が大事なボクは(笑)こういう厩舎をチェックしたいと思います。
地方からの転入馬は、中央向きの血統構成を持つことは当然大事ですが、小久保厩舎のように上積みのある状態で送り出してくれる厩舎の馬であるか? をチェックすることも大事ですね。「血は人が育むもの」ですから。
先週日曜の東京芝1400mはロードセレリティ(父キングカメハメハ)、ライズスクリューと「地方からの転入馬」が連続で大穴馬券を演出したこともあり、特にそう思いました。タラレバですけれども。
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