スマートフォン版へ

グレイル野中師が見据えるダービー/吉田竜作マル秘週報

  • 2017年12月27日(水) 18時00分


◆2018年の始動となる共同通信杯に向けて早くも準備に

 早いもので「POG(秘)週報」も2017年の最後を迎える。そこそこ長く続いている当コラムだが、振り返ってみると有馬記念の後に書いた記憶がないような…。こういう形で締められるのもホープフルSがGIへ昇格したおかげ? 最後まできっちりと仕事をこなして、お酒であかを落とし、そして爽快な気分で新年を迎えたいものだ。

 トレセンへの入退キュウなど、手続きがもろもろ必要なことは、間もなく“一時休業”となる。しかし、そこは生き物が相手。時間の歩みが止まらない以上、目標とするレースへの準備を怠るわけにはいかない。

 例えば京都2歳Sで、新馬戦に続く無傷の連勝を飾ったグレイルは、激戦の後、放牧に出されていたのだが、「週中までには(栗東トレセンに)戻す」と野中調教師。2018年始動となる共同通信杯(2月11日=東京芝1800メートル)に向けての準備に早くも入る。

「もっとゆっくりしてもという声もあるだろうが、年が明けてしまえばレースまで6週間しかないからね。もともとウチはじっくりとやっていくキュウ舎だし、早過ぎるってことはない。まだ緩さがある段階で、これだけ走ってくれると、逆にいろいろ怖い面もあるからね。時間はあった方がいいんだ。共同通信杯なら、その次までの間隔も十分に取れるし、いろいろな選択肢ができる。もちろん、東京を経験できるのも大きい」

 野中調教師はすでに、はるか先にある日本ダービーをも見据えている。そう、来春のクラシックの有力候補を抱える陣営に、気の休まる時などありはしないのだ。労務絡みがいろいろ難しいご時世だが、ダービーまではすべてをささげ、ひと息つくのはその後でとなるのだろうか。もっとも、ダービーが終われば、すぐ新たな2歳新馬戦がスタート。気が休まる時などないのだが…。

 北海道では現1歳馬たちがすでに本格的なトレーニングに入っていると聞く。しばらくは厳しい寒さが続くだろうが、皆さんも芽吹く時を待つ若駒の“熱”を感じながら、暖かくして年末年始をお過ごしください。今年も当コラムをご愛読いただき、ありがとうございました。

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

すでにお気に入りに登録しています。

登録済

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング