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【朝日杯FS予想】時計を大幅に縮める可能性がある素質馬

  • 2022年12月17日(土) 18時00分

前走はアンバランスなラップ 上昇の余地残す


 みんなまだキャリアの浅い2歳馬なので、先週の牝馬シンリョクカのように新馬戦のタイムを3秒も短縮して一変する素質馬がいる。

 良馬場に回復するなら1分33秒1だった阪神JFと同程度の時計が予測されるが、メンバーのなかにすでに1分33秒台の記録を持つ馬が4頭いる。各馬まだ成長の途上。レース運びの定まらない中での記録であり、バランスを欠く1分33秒台の時計ではあるが、秘める可能性は示している。

 例えば、グラニット(父ダノンバラード)の1分33秒6は前半1000m通過57秒8。やや飛ばしすぎた印象があり、上がり3ハロンは35秒8に落ち込んだ。

 逆に、ダノンタッチダウン(父ロードカナロア)の1分33秒3は、前半を控えて進み「前半60秒2、上がりは33秒1」。前後半の4ハロンに分けると推定だが「48秒6-44秒7」=1分33秒3。前半の方が約4秒も遅く、スピード勝負のマイル戦にしてはきわめてアンバランスな内容だった。

 これはまだ未完成の馬体が緩く、前半はレースの流れに乗って行けないからだとされるが、後半を「44秒7-33秒1」で猛然と伸びる能力があるなら、今回は経験を積んで3戦目。前走と同じ阪神の1600m。もし前半を59秒0前後のふつうのペースで追走できるなら、前走の1600m1分33秒3は短縮できる可能性大と思える。

 みんなまだキャリアは浅い。戦歴1戦の伏兵を筆頭に、ここまで1-2戦の内容(時計)を大幅に短縮する素質馬がいそうだが、前回の内容と、上昇の可能性を考慮してダノンタッチダウンから入りたい。

 前走、グラニットの飛ばした流れを追走し1分33秒4を記録しているドルチェモア、新馬の時計は平凡でもすばらしいバネを発揮して圧勝のレイベリングが相手本線。先行できるオールパルフェ、グラニット。追って渋いオオバンブルマイ、ティニアが連穴。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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