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【函館記念予想】荒れる夏のハンデ重賞 的中の鍵はベテランホースとローテーション

  • 2023年07月15日(土) 18時00分

買いにくい面のある6歳以上が穴をあける?


 先週の七夕賞と同じ夏のハンデ重賞。最近10年の3連単は7回まで6ケタ以上。馬連しかなかった当時も、1992年からの10年間は、8回まで万馬券だった。波乱の要因も七夕賞と同じで、ベテランホースの活躍。最近10年間の3着以内馬30頭中、15頭がちょっと買いにくい面がある6歳以上馬だった。

 もうひとつは、人気になる直前の巴賞の「1、2着」馬が、もう14年間も連対していないこと。今年のアラタ58キロ、ドーブネ57キロは、実績上位馬が出走してきたのでともに巴賞と同じ負担重量になった。幸運とはいえるが、近年の有力馬は中1週で出走したことなどないことが、最近の傾向どおりの死角だろう。

 「巴賞→函館記念」のスケジュールで連対した馬は、この過去14年間に8頭いるが、みんな巴賞は3着以下だった。だから、ハンデは課せられない。1頭は別定の巴賞と同じ負担重量だったが、ほかの7頭はハンデ戦になって斤量減だった。

 そのハンデに注目すると、巴賞で差がなかった3着テーオーシリウス、5着ルビーカサブランカの2頭は、57キロから55キロへ。ともに2キロ軽くなる。

 6歳牝馬ルビーカサブランカ(父キングカメハメハ)は、タフな現8歳馬ユーキャンスマイルの全妹。牝馬の2キロ減は大きい。函館と札幌は【0-2-3-3】。休み明けだった前走の5着が最低着順で、すべて掲示板確保の洋芝巧者。良績のある叩き2戦目の挑戦は予定通りだ。

 ハヤヤッコ、アラタと同じキングカメハメハ産駒。共通点はタフで丈夫なこと。ルビーカサブランカも稍重程度まで回復してくれると馬場は苦にしない。波乱の七夕賞の立役者となった2頭の牝馬「2、3着」馬の父はともにキングカメハメハ系だった。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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