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リアルスティール ドバイターフ連覇へ レース前にも試練/トレセン発秘話

2017年02月22日(水)18時00分

注目数:18人


◆「この馬に関して一番心配なのは装鞍」

 レース当日、我々が馬の様子をチェックできるのはパドックからであり、厩舎から装鞍所までの状況は基本的に“ブラックボックス”だ。しかし、パドックに姿を現すまでに、様々なドラマがあったりするものだ。

「この馬に関して一番心配なのは装鞍ですね」

 中山記念にリアルスティールを送り出す柿崎助手の弁だ。覚えている方もいるだろうか? 昨秋の天皇賞(2着)で装鞍に時間がかかり、パドックに出てくるのが大幅に遅れたことを…。その間、陣営は大変な思いをしていたという。

「他の陣営から“あんなの初めて見た”と言われました。鞍を置こうとすると、頭を下げて暴れてしまって…。とにかく置かせてくれない。まるで初めて鞍をつけるのを嫌がる若馬みたいでした。あそこまで装鞍に苦労したのは初めてでしたね」

 続くジャパンC(5着)では「厩舎装鞍」にしたことで、だいぶマシになったそうだが、今回は思案どころのようで…。

「次に予定しているドバイターフ(3月25日=メイダン競馬場、芝1800メートル)が厩舎装鞍できないんです。だから今回のレースをそのステップと考えると、厩舎装鞍するのがいいのかどうか…」

 秋天の時のように、とんでもなく暴れたとしても、競馬では2着としっかり走ったのだから、一種の「ガス抜き」になる面もあるのだろうが、スムーズに装鞍できるに越したことはない。いろんな意味で、今回の中山記念はドバイへのテストとなりそうだ。

 肝心の状態に関しては「緩かったトモがしっかりして、完成期に入った」とのことで、夏負けが尾を引いた昨秋より、調整自体は順調のよう。いろいろ課題はあろうが、ドバイターフ連覇へ向け、中山記念をいいジャンプ台にして、華麗にドバイへ旅立ってほしいものである。(栗東の坂路野郎・高岡功)
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コラムニストプロフィール

東京スポーツ
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2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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