明日6月23日のWIN5は総出走頭数が65頭、総組み合わせ数が35万6928通り(前日16時現在)。総組み合わせ数が40万通りを切ったのは今年2月10日(29万400通り)以来、80万通りを切ったのも今年4月7日(77万8752通り)以来です。
これだけ総組み合わせ数が減ったのですから、明日のWIN5は買い目の作り方もそれ相応に変えるべきでしょう。他の式別を例にとると、馬連の総組み合わせ数は馬単の1/2、3連複の総組み合わせ数は3連単の1/6。総組み合わせ数がこれだけ違うと的中時に期待できる配当額は大きく変わってくるので、皆さんも購入点数や1点あたりの購入金額を適宜調整していると思います。WIN5は対象レースの出走頭数によって総組み合わせ数が大きく変わる式別。100万通り前後の回が続いていたここ数ヶ月のWIN5と同じような気持ちで臨むべきではありません。
実際、総組み合わせ数が40万通り未満だったWIN5は過去に28回あったものの、このうち配当が1000万円を超えたのは4回だけで、200万円を超えたのも6回だけ。また、歴代最低記録となる7320円の配当が飛び出した2012年10月21日のWIN5は、総組み合わせ数が明日とあまり変わらない38万3328通りでした。個人的な印象としても、総組み合わせ数が少ない回のWIN5は、多少捻った組番が当たってもあまり妙味を感じられない配当になる印象です。
もちろん、総組み合わせ数が少ないということはそれだけ的中させやすいということでもあるので、「配当は問わないからとにかくWIN5を当てたい」という方には絶好のチャンスだと思います。ご自身のWIN5に対するスタンスも考慮しつつ、どんな作戦で臨むのが得策かじっくり考えてみてください。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】
■今週の1点勝負レース