◆3歳牝馬のこの時期は「血統以上に能力」
毎週土曜日はラジオ関西さんの「競馬ノススメ」(午後4時半〜5時)に出演させていただいています。
ヴィクトリアマイルの予想は△◎▲でした。リスナーの皆さんに少しでも貢献できていればうれしいなあ。
当欄では京王杯SCを分析。残念…。申し訳ありません。結果を出せた皐月賞以来、今回はGIに目を向けてみます!
ハープスターの体型を見るとマイラーの印象を受ける。
祖母のベガは中長距離系だったが母の父ファルブラヴの影響だろうか。
ブルードメアサイアーとしての同馬の産駒は1700mまでしか勝利がない。
とはいえこの時期は血統以上に能力がものを言う。
ハープスターに限れば将来的にも体型にこだわる必要はないのかもしれない。
際立った走りを素直に信頼する。相手探しに集中すべきだろう。
ベッラレジーナは著しい成長を見せており一瞬の反応や四肢の回転の速さに母の血を感じる。最内枠もプラスに出る。
サングレアルは長い繋と身のこなしのよさが目を引く。良馬場での切れ味勝負なら相当に強い。
マーブルカテドラルはアバラが浮き、身体の線が前走よりかなりいい。折り合い面に進境を見せており力をつけている。
ヌーヴォレコルトは立ち回りが上手で根性がある。自在性があり大崩れは考えにくい。
フォーエバーモアの前走は向こう正面で内の馬と接触。ややエキサイトして行きたがったことで直線で伸びあぐねた。スムーズなレースで見直したい。
ペイシャフェリスは地元・関東圏の舞台で身体も回復。前走は直線で内にもたれたが復調して左回りの東京となれば前々でレースを運ぶメリットが生きてくる。