本番を想定した走りのローズS
ローズSを叩いて、馬体がふくらむか否か。ヌーヴォレコルトの秋華賞Vの課題は、この一点に尽きる。
ステップレースのローズSの体重は、オークス比6キロ減の438キロ。ケレンを嫌うオーナーの意向と、なるべくなら全部を勝ちたい?(笑)、普段から強気の斎藤調教師の意図が合致。少し細く映るくらいのピーキーな造りだった。
若干テンションも高め、従って前半1000m・59秒8のスローにも反応はビビッと。従来よりもひとつ前めのポケットでレースを組み立てたが、インを割ることにこだわったのも、本番の秋華賞・内回り2000mを想定してのことかもしれない。
なんて、チューリップ賞、桜花賞、オークスと、あのハープスターと0秒2差以内に戦ってきた一連の実績はもちろん。ローズS・1分46秒0という走破タイムは