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今週はみやこSを振り返りつつ、チャンピオンズCへの期待のほどを明かします!
いよいよナムラビクターがGIの舞台へ! 前走みやこSは僅差の3着に終わりましたが、どうやら改めてこの馬の強さを実感した様子の小牧騎手。今回はそのみやこSを振り返りつつ、チャンピオンズCへの期待のほどを明かします!
(取材・文/不破由妃子)
突き放すくらいの力を持ってるはずや!
──今週はいよいよチャンピオンズCです。まずは、みやこSを振り返っていきたいのですが、攻めの競馬でしたね(コンマ1秒差3着)。
小牧 あれこそ完全に早仕掛けやね。
──狙った騎乗ではなかったのですか?
小牧 いや〜、もうちょっとゆっくり乗れば良かったなと思って。前の日に重賞(ファンタジーS)を勝ったもんだから、調子に乗りすぎたわ(笑)。
──たしかに土日連勝くるか!? とワクワクしました。
小牧 ねぇ、僕も思った(笑)。あの日、地下馬道で僕、ナムラビクターに落とされたんですわ。それで体が痛くて痛くて…。いきなりバーっと立ち上がって、後ろにひっくり返りそうになって、まともに落とされましたわ。まったく頭にきちゃう(笑)。でも、それから急におとなしくなってん。
──ひょっとして、ひと暴れしたことで満足したとか!?
小牧 そうかもしれん(笑)。でも、やっぱり走るね、あの馬は。負けたとはいえ強かったです。
本当はもっと強いんやけどねぇ。楽勝した仁川Sを思えば、あそこから突き放すくらいの力を持ってるはずや。
──ユーザーから「なぜナムラビクターは坂がないと勝てないのでしょうか?」という質問がきていますが、その点はいかがですか?
小牧 いや、坂は関係ないよ。全然関係ない。なにより中京の1800mも3歳のときに圧勝しているみたいやしね(2012年7月4日・御嶽特別で3馬身差の圧勝)。
──シリウスSのあと、「調教はもう乗らないことにする」とおっしゃっていた通り、中間は一度も騎乗されませんでしたね。
小牧 うん、一度も乗らんかった。今回も乗らないと思う。追い切りは見てたけど、すごかったもんね、頭を上げちゃって。それにまた止まったみたいやし。それでもレースにいったらあそこまで走れるんやから、あの馬にとって調教は関係ないのかもしれんね。
──チャンピオンズCは、より一層骨っぽいメンバーが揃いますが、小牧さんも手応えがありそうですね。
小牧 そうですね、期待してます。力があるのは間違いないから。チャンスは十分あると思ってるよ。
──では、ユーザーからの質問にまいります。「いつも楽しく拝読しています。ブドー騎手がブーツを履かないで騎乗し、戒告を受けたというニュースがありました。レース中、ぶつかることもあると思うので危険だと思うのですが、もしかしたらそれほど必要ではないのでしょうか?」という質問です。
小牧 いやいや、危険やで。ゲートで打ったりするし、僕もようアザを作ってるでしょう。あれって戒告で済んだの? JRAの規定に入ってないの?
──明文化していないそうです。ブドー騎手のコメントにもありましたが、フランスではよくあることだとか。
小牧 そうなんや。たしか勝負服がいつもより重かったとかで、ブーツを脱いだんでしょ? 彼は体重が重たいからねぇ。僕も気持ちがようわかるわ。たったの100グラム軽くするのも大変やからね。僕も喉が乾いて乾いてたまらんもん。
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彼は体重が重たいからねぇ。僕も気持ちがようわかるわ。たったの100グラム軽くするのも大変やからね
──ところで、勝負服によってそんなに重さが違うんですか?
小牧 違うよ、全然違う。重たいやつは本当に重たい。柄がプリントしてあるものはペラペラで軽いんやけど、いろんな色を縫い付けてあるタイプもあるねん。それが重たい。だから、縫い付けてあるタイプからプリントのものへ、替えてもらうこともあるくらい。
──そうなんですね。素材は全部一緒なんですよね?
小牧 いや、素材も違うよ。とにかく、同じ馬主さんの勝負服でも、厩舎によっていろいろなんですわ。今は減量に苦しんでる子は少ないから、気にしてる人のほうが少ないかもしれないけど、僕なんかは100グラムの違いがようわかるよ。
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