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報知オールスターC

  • 2015年01月02日(金) 18時00分


 過去10回における1番人気馬の成績は「4・2・1・3」と信頼できるデータがあり、2100m戦だけに「じりじりと追い上げてくる馬」が好走している。ダービーグランプリを差し切り勝ちしたドラゴンエアルを中心に、勝島王冠2着のカリバーンと自在の脚があるアウトジェネラルを有力視。他ではニシノファイター・ファイヤープリンス・トラバージョをおさえたい。

◎ドラゴンエアルは昨年のクラシック路線での活躍はもちろん、誰が手綱を取っても好走する馬の実力を高く評価。

〇カリバーンは勝島王冠2着で惜しくも勝ちを逃したものの、距離が延びれば自在の脚を生かしての好勝負が期待できる。

▲アウトジェネラルは昨年の当レース2着馬で、勝ち馬とは鼻差の惜敗。今回は追い切りの動きも良く、引き続き御神本騎手で雪辱を賭ける。

×ニシノファイターは門別のタフなコースでの先行力が目立ち、地元の町田騎手が積極的なレースをすると怖い。

注ファイヤープリンスは54キロと斤量が軽くなり、追える的場を鞍上に鋭い決め手が期待できそう。

△トラバージョは川崎コース3戦無敗の実績を持ち、軽視はできない。

◎14ドラゴンエアル
〇12カリバーン
▲06アウトジェネラル
×08ニシノファイター
注03ファイヤープリンス
△13トラバージョ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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