コパノリッキーがハナを切ることはない?
皆様はすでにご覧いただきましたでしょうか?
「井内利彰のケイバ白熱教室」。その中でも、テーマとして取り上げているのが『予想ファクター』。競馬を予想する際に重要な事柄は決してひとつだけでなく、様々なファクターがあるというもの。私の場合、調教捜査官ですから、調教を最重要視するのは当然ですが、それ以外にも『展開』や『枠順』、そして『競馬場適性』なども重視して予想する場合があります。今週更新の白熱教室では、フェブラリーSに関する予想ファクターを取り上げていますので、ぜひご視聴いただき、馬券検討の参考にお役立ていただきたいと思います。
フェブラリーSに関する、調教からの予想は週末のNo.1予想で取り上げるとして、ここではレース展開について、考えてみたいと思います。まず、コパノリッキーがハナを切ることはないと思います。前走の東海Sでは、ニホンピロアワーズの番手で折り合い、昨年のフェブラリーSではエーシントップの番手で折り合ったことを考えると、今回もコーリンベリーの逃げを見ながら、番手でレースすることになりそう。問題はコパノリッキーがコーリンベリーを捕まえきることができるかどうか。東海Sも昨年のフェブラリーSも直線に向いて減速しましたが、コーリンベリーは昨年のユニコーンS(フェブラリーSと同じ東京ダート1600m)を前半3F34.4秒のペースで逃げて粘り込んだ2着。もし、このペースでコーリンベリーが逃げれば、コパノリッキーが勝ちパターンの「逃げ馬直後の番手」につけることは難しくなるでしょう。
コパノリッキーが揉まれるようなレースになれば、能力を発揮できないことはチャンピオンズCで確認済み。なので