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スピードだけではなくスタミナも要求される/東京ダービー

  • 2015年06月02日(火) 18時00分


◆ハイペースが予想される今回、直線一気の脚で2冠目制覇へ

 一生に一度のチャンスとなる東京ダービーはハイペースが予想され、スピードだけではなくスタミナも要求される。羽田盃優勝馬のストゥディウムが中心で、先行するオウマタイムと好気配のクラバズーカーを強敵と見たが、展開次第ではヴェスヴィオ・ドライヴシャフト・ラッキープリンスも優勝の可能性を秘めている。したがって馬券は馬単・3連単が面白そう。

 ◎ストゥディウムが1番人気になると思われ、自分のペースで4コーナーを回れれば、直線一気の脚で2冠目を制覇できる。

 〇オウマタイムの魅力は逃げであり、マイペースなら優勝も夢ではない。

 ▲クラバズーカーはジリ脚タイプだけに2000mは向いているはずで、調教の動きも良く、リーディングジョッキー森が密かに優勝を狙う。

 ×ヴェスヴィオは追い切りの動きが目立っており、昨年の優勝騎手・吉原の手綱で大一番に賭ける。

 注ドライヴシャフトは道悪の羽田盃で惨敗したものの、今回は鞍上に好調騎手の内田博幸を頼み、絶好の1番枠を引いて怖い穴馬となった。

 △ラッキープリンスは11番人気の羽田盃で3着と好走し、血統的に距離延長は歓迎と思われ、引き続き今野で不気味な存在。

◎08ストゥディウム
〇07オウマタイム
▲10クラバズーカー
×14ヴェスヴィオ
注01ドライヴシャフト
△13ラッキープリンス

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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