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七夕賞を狙う

  • 2015年07月10日(金) 18時00分


◆地道に成長を重ねている馬も侮れない

ユニバに行くって…。なんやそれ?などと一瞬ためらいましたが、そうか。そうなんや。
高校生の姪っ子はUSJのことをユニバって言うんですよ。僕も早速、そう呼ばせていただいています。
言葉は変わっていくものですよね。年長の方々への敬意は忘れません。同時に若い子にもなびく。
それが楽しいです。

夏のハンデ戦にはいつもときめきを覚える。
まして小回りコースが舞台。実績か勢いか。今年の七夕賞も目移りがするメンバー構成だ。
そして地道に成長を重ねている馬も侮れないと思っている。

レコンダイトを推す。
緩かった後肢がしっかりとして確実に成長している。
ハーツクライ産駒らしく着実に軌道に乗ってきた。
銭形模様が浮き上がり身体の張りも申し分ない。
反応が良化しているうえ先行力がある。
小回りコースも問題ないだろう。

グランデッツァはスピードを持続できるタイプ。
緩急で勝負するタイプではないがその分、容易にはバテない。
コース形態も合いそうだ。

アルフレードは脚元が強くなったことで成績が安定してきた。
折り合い面を考慮すれば小回りコースのほうが流れに乗りやすい。

マイネルディーンは末脚勝負に徹すれば確実にいい脚を使える。
体調は高いレベルで安定しており追い比べになれば怖い存在だ。

ヒラボクディープは地力をつけており自在性を武器に上位をうかがう。

ステラウインドは距離短縮で折り合い面の不安が少なくなる。一変が可能な舞台設定だ。

トウケイヘイローは前走がいいガス抜きになったと思われる。スピードと二枚腰に期待したい。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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