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急増中のユーザー質問!キレキレの太節が炸裂

  • 2015年09月15日(火) 18時00分
小牧太

今回はユーザーからいただいた4つの質問をチョイス。キレのいい太節をご堪能ください!


ここにきて太論への質問が急増中! そんななか今回は、「なぜ地方交流重賞に乗らないのですか?」「レースになると、人格が変わる騎手は誰?」などなど、4つの質問をチョイス。はたしてどんな答えが飛び出すのか!? キレのいい太節をご堪能ください!
(取材・文/不破由妃子)


そういえば最近、芝でしか勝ってないねん

──ここにきて太論のアクセス数が伸びて、寄せられる質問の数もすごく増えているそうです。

小牧 なんでやろ(笑)? そういえば、この前、九州で握手会を開いたんやけど、そのときも「いつも太論、見てます」ってよう言われたわ。僕、見たことないんやけど(笑)。

──小牧さんもたまには見てください!

小牧 だって、自分で喋ったことが書いてあるだけやろ? トレセン関係者も、よう見てくれてるらしいわ。「トレーニング始めたらしいね」とか、みんな僕のこと、よう知ってるもん(笑)。

──そうなんですね。関係者から「しゃべりすぎ!」って言われませんか?

小牧 言われんよ。まぁこの先、苦情や苦言があったら、真っ先に報告します(笑)。

──よろしくお願いします。ではさっそくですが、今回も質問がたくさんきています。まずは、「戸崎さんや岩田さんは、しょっちゅう地方交流重賞に出ているのに、小牧さんの名前はあまり見かけません。騎乗依頼を断っているのでしょうか? 地方でももっと小牧さんの騎乗が見たいです」という質問です。

小牧 断ってないよ(笑)! そこはエージェントにもっと頑張ってもらわな。一時期は交流重賞によう出るようなお手馬がいたんやけどね。最近は、なぜかダートで勝たなくなってね。「最近、ダートで勝てへんなぁ」って、ちょうど思ってたところやねん。そう思わん?

──言われてみれば…。

小牧 そうやろ? 最近、芝でしか勝ってないねん。小倉のダート1700mは得意やったのに、なんとこの夏は一度も勝てへんかった。ダートのほうがしんどいから、人間が楽を覚えたんかな(笑)。ダートの1700mや1800mは、僕としては得意意識があるんやけど。

──小倉のダート1700mで一度も勝たなかったというのは、確かに意外ですね。別のユーザーから、「小倉のダートの特徴を教えてください。阪神や京都と比べて、どう違いますか?」という質問もきているのですが。

小牧 前が止まらんね。基本的には先行有利やけど、かといってみんなが行き出したら、今度は差しが決まり出すしね。あとは、ちょっとでもペースを落とすと、すぐにマクってくるから、ある程度、飛ばしていかなアカンねん。だから、逃げ切りが少ないね。

──なるほど。この夏も相変わらず、小倉は出入りの激しい競馬が多かったですよね。続いては、「車を運転すると人間の本性が現れるといいますが、レースのときに、人格が変わったような騎乗を見せる騎手はいますか?」という質問です。

小牧 ……和田竜二(笑)! 彼は普段、物静かなタイプやからそう思うんやろうけど、レースでは闘志全開やで。ま、当たり前やけどね。

──小牧さんご自身はいかがですか?

小牧 昔から、レースのときには思った以上に自分を発揮してるね。僕ね、車に乗っているときも、けっこう前の車を煽ってるらしいわ(笑)。全然、そんなつもりはないんやけど。今の車(スカイラインGT-R)に乗り出してからは、ついつい面白くて飛ばしたくなるねんなぁ

──では、最後の質問です。「素朴な疑問なのですが、小牧さんは関西弁ですが、(出身地の)鹿児島も関西弁なんですか?」。んなわけない(笑)。

小牧 混ざってんのやな(笑)。でも僕ね、関西のタクシーの運転手さんと普通に喋ってると、「関東の人ですか?」って聞かれんねん。本当によう言われる。でも、九州に帰って同級生に合うと、「お前、帰ってきたときくらいは、関西弁じゃなくて九州弁を喋れよ」って言われるし。どうやら僕のイントネーション、おかしいんやね(笑)。関西弁でもなく、九州弁でもなく…。

── 一番長く過ごされたのは兵庫ですから、やはりそこのイントネーションが強いのでは?

小牧 ん〜、だとしたら、普通に関西弁のはずなんやけど。子供の頃からあっちこっち行ってるから、ようわからんわ。まぁ、小牧弁ていうことで(笑)。
小牧太

子供の頃からあっちこっち行ってるから、ようわからんわ。まぁ、小牧弁ていうことで(笑)



【次回の太論は!?】
 次回は、8月下旬から9月中旬にかけてのレース回顧です。ひまわり賞圧勝のキリシマオジョウについては、その将来性を問う質問が続々届いています。はたして小牧騎手の手応えは!? お楽しみに!
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太論 / 小牧太
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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