【藤岡佑介騎手コラム(2)】「地味なトレーニングが、実はめちゃくちゃしんどい!」
手術の翌日からリハビリ開始
前回のコラムでは、たくさんの反響をいただいたみたいで、ありがとうございます。ケガの回復については、時間のかかるものなので、毎回同じような内容になってしまいそうですが、そこは他の話題でコラムに読み応えをもたせられるように、頑張って書いていきます(笑)。
まずは、そのケガの経過から。先月半ばに退院して、現在は通院でリハビリを行っています。骨折箇所の周りに少し骨の膜が張ってきて、ある程度の負荷がかけられる状態になりました。
担当の先生からは、「飛んだり跳ねたりはまだダメだけど、少し走るくらいなら大丈夫」と、言われています。これには、「早すぎないかな…?」と正直びっくりしましたが、思い返せば手術後も、翌日からすぐにリハビリを開始しましたし、自分の回復力というよりも、現代医療のスゴさを日々感じております。
ただ、これはあくまでも骨の状態の話で、実際にはまだ走れません(笑)。退院するまでの約2か月、ほとんど負荷をかけていなかった右足の筋肉は、見た目にも痩せてしまい、ほとんど力が入らない状態でした。